シンプリストが選ぶアメプラ商品|ミニマリストとの違い&片づけ習慣
投稿日:2026/09/28
更新日:2026/09/28
「ミニマリストは難しいけど、シンプリストには憧れるんだよね〜」
筆者(ナナコ)は、同僚のこの一言がずっと気になっていました。
ミニマリストとシンプリストは、何がどう違うんだろう。
今回お話を伺ったのは、シンプリストとして暮らしを発信する「シンプリストうた」さん。
かつては汚部屋に住み、家事も大嫌いだったという、シンプリスト歴11年の実践者です。
「整理整頓されたきれいな空間を作りたい。でも、なかなかそんなふうにはできない」
「物が多いけれど、もったいなくて捨てられない」
そんな悩みをお持ちの方に向けて、シンプリストとミニマリストとの違いや、散らかりやすいリビングの整え方、片づけが続く仕組みまでを教わりました。
さらに記事の後半では、シンプリストの暮らしに合うamepla(アメプラ)商品もご紹介。
「シンプリストうた」さんの自宅写真を交えながら、「頑張りすぎない片づけ」で心地よく暮らせる家をつくるヒントをお届けします。
目次

ミニマリストとシンプリストの違いはなんですか?
うたさん:あくまで私の考えですが、ミニマリストは「少ない物で豊かに暮らすこと」、シンプリストは「自分にとって心地よい」という考えが基本にあると思います。
たとえば服を整理した場合はどう違いが出ますか?
うたさん:30着に減らした場合、ミニマリストは「必要最小限を突き詰めて減らした結果」、シンプリストは「お気に入り(自分にとって心地よい数)だけ持つというのを追求した結果」ですかね。
シンプリストは量にこだわりすぎないので、物を増やす場合もあります。

ミニマリストとシンプリストに共通点はありますか?
うたさん:あります。不要な物を持ち続けない、なんとなくで物を持たない、物に振り回されないといった点は同じ考えだと思います。
同じシンプリストでも考え方は異なりますか?
うたさん:はい。きちんとした定義や資格は聞いたことがありません。
特にシンプリストは「心地よさ」を重視しているので、人によって差が出ると思います。

うたさんがSNSにアップしている写真は、どれもきれいに整えられています。
もともと家事が得意な人なのだろう、と思いながら聞いてみると、返ってきたのは意外な答えでした。
もともと家事は好きでしたか?
うたさん:大嫌いでした(笑)。物は捨てられず、増えていく一方。
そんな自分が嫌で、キッチンで洗い物しながら泣いてしまう日も…。自己嫌悪に陥る毎日でしたね。

片づけ始めたきっかけは?
うたさん:結婚を機に仕事をセーブしました。
家族や友人は近くにおらず、家にいる時間が増えて、息が詰まるようになって。
「何か変えたい!」と思ったとき、整理や片づけならお金がかからないし、きれいになるしでよいことばかりだなと。
そこから1~2年ほどかけて、汚部屋から脱却しました。

「シンプリスト」という言葉に出会ったきっかけは?
うたさん:生活雑誌で知りました。
それまではなんとなく、「私はミニマリストを目指しているのかな?」と思っていましたが、なんだかしっくりこなくて…。
シンプリストを知って「これかも!」と。そこから3年ほどかけて、自分の中でシンプリスト像をつくりあげました。
なぜしっくりこなかったんですか?
うたさん:ミニマリスト的な思考で服を10着に減らしたことがあります。
すると服選びが楽しくなくなっちゃって…。生活の彩りも減った気がしました。
そのとき、自分にとって「物を少なくする」のは心地よくないと気づきました。

「シンプリスト」の暮らしを取り入れてみたい!と思っても、何から始めればよいかさっぱりわかりません。
初心者でも気軽に始められる片づけの手順や、シンプリストとしての考え方を教えていただきました。

うたさん:玄関、トイレ、洗面所、お風呂など、置く物が大体決まっている狭い場所から手をつけるのがおすすめ。達成感があると、次に進みやすくなります。
階段や廊下といった通り道も、意外と物が置かれがち。安全のためにも、優先的に手をつけたい場所です。

うたさん:物があふれかえっている状態は、心地よくない方が多いのではないでしょうか。
まずは、負担にならない自分なりの基準を決めて、物を捨てるというハードルを下げましょう。
「1年使っていないから捨てる」が難しければ「5年」から始めるなど、自分のペースでハードルを調整する。そこから3年、2年、1年…とスパンを短くしていきます。
物の整理はまとめてしたほうがよいですか?
うたさん:日々の「間引き」と「まとめて片づけ」の両立がおすすめ。
「間引き」は、例えば、朝の服を選ぶとき、目についた1シーズン着ていない服を処分する。
冷蔵庫を開けたとき、消費期限が切れたドレッシングを捨てるという具合。
一方で、衣替えの時期や年末、年度末…といった節目には、「まとめて片づけ」を行います。

両立がよい理由は?
うたさん:日々の間引きだけだと、追いつかないんです。
1つ減らしても、2つ3つ入ってくる日もありますよね。それが重なると、結局じわじわ増えてしまう。
「まとめて片づけ」のように、一度全部出して片づけると、その後が散らかりにくいんです。
まとまった時間が取れるときにガッとやる日も、たまにはあったほうがよいと思います。

うたさん:物を「捨てる」以上に「買わない」意識を持つようにしています。
消耗品は「どうせ使うから」と買い込んでしまいませんか?
うたさん:セールなんかをやっていると、つい買っちゃいますよね。
迷ったときはストック用の収納スペースを思い出して、そこに収まらないようであれば買わない。
「どうせ使うし、別の場所に置けばいいや」はしないようにしています。
多少高くついても、空間のゆとりと天秤にかけたらどちらが心地よいか、を考えるようにしています。

うたさん:収納はエリアを分けるのがおすすめ。
お風呂用品、トイレ掃除用品、ストック…。なんとなく一緒くたに収納するのではなく、それぞれ定位置を決めましょう。

かごやボックスでエリア分けするのがよいですか?
うたさん:かごを買うのは最終手段。実はいろんなもので代用できるんですよ。
たとえば紙袋の上半分や、ティッシュ箱の上側を切り離せば、立派なボックスになります。
同サイズの箱で揃えると統一感が出る。
ほかにも景品のエコバッグ、ポーチなんかも収納用品として再利用できます。
汚れたら気軽に処分できるのもよいところ。収納かごを買って余らせてしまうのはあるあるですよね。

リビングが散らかりやすいのはなぜですか?
うたさん:定位置のない物が集まってきていませんか?あと多いのは「とりあえず置き」ですね。
私は、どこに置いてもよい物を、なんとなくリビングに置いています…。
うたさん:リビングに置かなくても困らない物は多いはずです。ハサミ、学校のプリント、掃除機…。
うちはすべて別の場所に定位置があります。

うたさん:ポイントは、リビングに収納家具を置かないこと。
収納があると物が集まってきてしまうので、そもそも置き場所をつくりません。
「個人の物は個人で管理しようね」と子どもたちにも伝え、子ども部屋に定位置をつくっています。

生活感をなくしたいけれど、生活しているとなかなか難しくないですか?
うたさん:生活感の中でも、心地よい物と、不快な「ノイズ」の2種類があると思うんです。
多くの方はここを混同していると思うので、まずは本当に不快な物だけを取り除いてみてください。
どう見分けるのがよいですか?
うたさん:まずは見た目ですね。小物が雑多に置かれていたらノイズですが、「小物飾りエリア」にきれいに並んでいたら心地よい。
おしゃれなティッシュカバーをすれば、ティッシュ箱の「生活感」は減る。
「なくす」だけでなく、置き方や見た目を変えてノイズを減らすのもおすすめです。

うたさん:大事なのは範囲を決めること。
壁の飾りも、4面すべてに貼っている家が1面だけにするだけで、印象は大きく変わります。
どうしても出しっぱなしにしたい物は、シンプルなデザインを選ぶ、原色を避ける、カバーをかける。
家具はハードルが高いので、まずは日用品から試すのがおすすめです。

うたさん:継続には、やる気に頼らない仕組みづくりがおすすめ。
例えば私は、お風呂上がりに洗面所の鏡が蒸気で曇ったタイミングで、タオルでさっと拭くようにしています。洗剤を使わなくても、たいていの水垢はこれで落とせます。
ほかにも、「トイレに入ったら1日1回は掃除する」「子どもを見送ったあと、そのまま玄関を掃く」など、日常の行動と片づけをセットにして習慣化するのが続ける秘訣です。
それなら無理なく続けられそうですね。
うたさん:気合を入れた掃除や整理整頓ってやる気があるときにすると思うんです。
その状態を目指していると毎日続かない。「本調子じゃなくても、これできる?」と問いかけて、できる最低限のルールを決めて取り組めば、続けられると思います。

具体的に最低限のルールとはどんなルールですか?
うたさん:下着や靴下も、枠はあるけどポイポイ入れてもOKだし、畳んでもOK。
選択肢を持つことでコンディションに合わせてやり方を変えています。
モチベーションが低いときこそ考えるチャンスですね。

ここまでの話を読んで、「うちは子どもがいるから無理」と思った方がいるかもしれません。
うたさんがシンプリストという言葉に出会ったのは、ちょうど出産した時期。
思い通りにいかない日々のなかで、考え方が変わっていったといいます。
うたさん:やっぱり子どもがいると、思い通りにいかず、しんどかったときもありました。でも失敗して考え方が変わりました。
どんな失敗をされましたか?
うたさん:例えば、ダイニングテーブルの下に突っ張り棒を付けて、ティッシュ箱を隠す方法を知りました。
やってみましたが、子どもの手が届くのでティッシュをいっぱいとっちゃう。
じゃあどうしよう?と考えて、子どもの手が届かない場所にフックを取り付け、ティッシュ箱を移動させました。
「これは子どもがいるからうちじゃ無理だ」じゃなくて、一回やってみて、難しかったら違う方法ないかな?と考える。それを繰り返していましたね。

子どもがいると物が増えますか?
うたさん:はい。でも子どもの成長や友達付き合いで物が増えるのは自然なこと。
原点の「心地よさ」に戻って、ある程度受け入れるようにしていました。
おもちゃは、クリスマス前に「サンタさんが新しいのを置けるように、今使っていない物を見直そう」と声をかける。
何でもない日に言ってもなかなか応じてくれないので、タイミングが大事です。

子どもには整理整頓についてどう伝えていますか?
うたさん:工作の作品は、大きめの段ボールを用意して「ここに入るまでは自由に入れていいよ。溢れたら、溢れた分だけ考えようね」と伝えていました。
具体的でわかりやすいルールにしておくのがコツです。

SNSや本で片づけ・暮らしの情報があふれていますが、うたさんはどう取り入れていますか?
うたさん:他人のアドバイスを参考にしつつも、最終的には「自分にとって心地よいか」を基準に主体的に判断するようにしています。
スタイルに自分を合わせるのではなく、状況に合わせて変化させる。
情報を一度受け取って、自分軸で解釈して、暮らしに落とし込むようにしています。
「シンプリスト」という枠にはめ込みすぎると、目的を見失いますか?
うたさん:そうですね。肩書きに固執せず、シンプルな空間がもたらす心地よさのために続けています。
将来、考えが変わればスタイルを変えてもよいという柔軟な姿勢を持っています。
「シンプリスト」を意識して11年。心情の変化はありますか?
うたさん:心にゆとりができて、自己嫌悪に陥ることが減りました。
昔は「自分に厳しく、他人に優しく」と思っていたけれど、11年経って「自分にも他人にも優しくすればいい」という考え方に変わりました。自分に余裕がないと、子どもにも優しくできないので。
なぜ家が整うと心にゆとりが?
うたさん:家が乱れていると、 心に余裕が生まれません。「ここも片づけなきゃ、あそこも片づけなきゃ」となって時間もなくなる。悪循環ですよね。
空間のゆとりは時間のゆとりだし、時間のゆとりは心のゆとり。全部がつながってると思います。

取材を終え、改めてamepla(アメプラ)商品を眺めていると、「これはシンプリストの暮らしにぴったりでは?」と思える物がいくつかありました。
実際のところはどうなのか。シンプリストのうたさんに、商品を本音レビューしていただきました。
ダメージレスで
つやさらストレートに
ケアストレートブラシ
うたさん:ヘアケアはコテ、ブラシ、ケア用品…と物が増えがち。
私自身使い分けがそんなに得意じゃないので、ケアストレートブラシ1本でストレート髪になれるのは、収納場所もとらないし心地よい。
コードレスというのもよいですね。
誰でも座った瞬間、スポッと美姿勢
腰をダメにしないソファ JOURNAL STANDARD FURNITURE コラボモデル
うたさん:以前、似たタイプの物を使っていて、寿命で手放したのですが、また買い直したいくらい。
シンプリスト的に、ひとつの家具を用途ごとに使い分けられる点が魅力です。
家族が集まって手狭なときは寝室に持っていったり、座ってパソコン作業をしたり、ベランダに持ち出して気分転換したり、子どもの友達が来たときの予備の椅子にしたり…。
用途ごとに家具を増やさずにすむので、暮らしの変化に合わせて柔軟に使えるところがよいと思います。
どんな一日でも、あなたをそっと支える日常着へ
エフォートレスシャツ
※姉妹サイトのアトリエルージュに遷移します。
うたさん:「お気に入りで心地よい、本当によい物を持つ」というシンプリスト的観点で見ても、ぴったりのシャツですね。
普段使いもできて、シンプルなセミフォーマルのエフォートレスシャツは長く着られそう。
かしこまった場のためだけに服を買っても、結局あまり出番がないんですよね。
ちょっと高級ですが、心地よいお気に入りの1枚になりそうです。
※エフォートレスシャツは、当メディア「amazine」を手がけるアメイズプラスが運営するジュエリー&アパレルブランド「アトリエルージュ」の商品です。
陶器の力で味を磨く
珈琲専用急須
珈琲急須 萬古焼
※現在は完売中です。
うたさん:ドリッパーやフレンチプレスを用意せず、3分ほど待つだけで2杯分のコーヒーを淹れられるのは、在宅ワーク中にも使いやすそうだと感じました。
準備や片づけの手間が少ないのも魅力です。
シンプリスト目線では、コーヒーだけでなく、お茶や紅茶にも使えるのかが気になりました。
もし兼用できるのであれば、お茶用の急須など別の道具を減らせるので、より取り入れやすいと思います。
シンプリストの第一の目的は、物を減らすことではありません。
うたさんも服を10着に絞って選ぶ楽しさを失い、そこから自分にとっての心地よさを探し直したといいます。
物を捨てられない筆者にとって、この視点はありがたいものでした。
物を買うときは収納スペースを想像する。整理整頓は狭い場所から始める。
捨てる以外に、見え方や置き方を工夫する。
体調がすぐれない日でもできる基準をつくる。どれも今日から試せそうです。
家が整えば時間にゆとりが生まれ、心のゆとりにもつながります。
自分が心地よくいられる部屋を、少しずつ。そのくらいの気持ちで始めてみませんか?

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