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自宅用ピラティスマシンPila Home|10万円の使用感と価値は?

家庭用ピラティスマシンPila Home|10万円の使用感と価値は?

今夏amepla(アメプラ)に、家庭用ピラティスマシン「Pila Home(ピラホーム)」が登場しました。
ピラティス未経験の筆者(ナナコ)は「やってみたいけどさすがに高価…。初心者でも使いこなせるか不安」。
商品を見た経験者の友人は「教室のマシンと同じように使えるの?」と半信半疑の様子です。

初心者にとって難しすぎないか。スタジオ用マシンと同じ動きができるのか。
気になることがたくさん。両方の視点から取材しました。

トリン
取材協力
トリンさん
商品企画・開発
ホールセール事業部海外チーム・マネージャーとして、海外営業と商品企画を担当している。自身の反り腰を改善しようとピラティスを始め、解剖学に基づいて指導するピラティスの資格を取得した。

「Pila Home」は自宅で本格ピラティスができる小型マシン

「Pila Home」は自宅で本格ピラティスができる小型マシン

ピラティスとは、呼吸に合わせて体幹を鍛え、しなやかな体づくりを目指すエクササイズ。
マットの上で行うものと、マシンを使うものがあります。

ピラティススタジオで一般的に使われているのは、「リフォーマー」と呼ばれるマシン。
ベッドのようなフレームの上を座面がスライドし、バネの力で負荷をかける仕組みです。

Pila Home(ピラホーム)

リビングがスタジオになる!コンパクトなピラティスマシン

Pila Home(ピラホーム)

矢印

¥97,900(税込)

「Pila Home」はこの構造を家庭向けに小型化したもの。

15年以上の指導歴や各種資格を持つインストラクターが開発に参加し、プロの視点から、使用感やデザインのバランスが調整されました。

販売担当者もピラティス経験者!「Pila Home」を選んだ理由

販売担当者もピラティス経験者|「Pila Home」を選んだ理由

「Pila Home」の販売を担当するのは、amepla社員のトリンさん。
解剖学に基づいて指導するピラティスの国際資格を持っています。

トリンさんはピラティス教室に通っているとき、ある悩みがありました。

トリンさん:人気のスタジオは1〜2週間前から予約を入れないといけません。
仕事終わりに思い立って行く、ということができないんです。
朝起きたときや寝る前、隙間時間にササッとピラティスができたらいいなと思っていました。

そんなときに見つけたのが「Pila Home」でした。
本格マシンに劣らない機能、コンパクトさ、シンプルなデザイン
この3点に惹かれたトリンさんは開発者らと話し合いを重ね、ameplaでの販売にこぎ着けました。

「Pila Home」とスタジオ通いの違い!どちらが向いている?

「Pila Home」とスタジオ通いの違い!どちらが向いている?

迷ったときの判断材料として、それぞれどんな人に向いているかを整理しました。

■「Pila Home」が向いている人

動画や本を活用して、自分のペースで学びたい
早朝や寝る前など、好きな時間に動きたい
すでにピラティスの経験があり、自宅でも続けたい
初期費用の約10万円を払って、あとは費用をかけたくない
移動の手間なく、自宅で完結させたい

■スタジオが向いている人

インストラクターから直接教わりたい
決まった時間に通うほうが習慣になる
月2〜3万円を払い続けられる
決まった場所に出向くほうが気持ちが切り替わる

「Pila Home」はスタジオのマシンと何が違う?

ここからは「Pila Home」とスタジオにある本格マシンの違いを掘り下げます。

1.サイズ|新聞紙見開き約1枚分のコンパクトさ

大きさは長さ91.1cm、幅47.2cm。新聞紙の見開き1枚とほぼ同じ面積です。

一般的なスタジオのリフォーマーはベッド1台ほどの大きさ(長さ約220〜240cm、幅約60〜70cm)なので、その半分以下の長さで収まります。

1.サイズ|新聞紙見開き約1枚分のコンパクトさ

工具を使う組み立ては不要。
箱から取り出して床に置き、ショルダーブロック2つを穴に差し込むだけで使えます。

1.サイズ|新聞紙見開き約1枚分のコンパクトさ

キャスターが付いているので、一人でも簡単に移動できました。

ショルダーブロック二つを抜き取ると、高さは約10cm。
使用しないときは抜き取り、ソファやベッドの下に収納できます。

ショルダーブロックはつけたまま、家具の隙間に立てかけられます。
インテリアになじむ色合いなので、出しっぱなしでも「機械感」はあまり感じませんでした。

1.サイズ|新聞紙見開き約1枚分のコンパクトさ

2.負荷|ゴムバンド1〜4本で強度を調整できる

2.負荷|ゴムバンド1〜4本で強度を調整できる

本格的なマシンはバネで負荷をかけるのに対して、「Pila Home」はゴムバンドを使用。
1~4本のバンドを付け替えて、座面がスライドする強度を加減できます。

2.負荷|ゴムバンド1〜4本で強度を調整できる

取り付けは簡単。マシンを裏返し、付属のバンドをくぼみにスポッとはめるだけ。力はいりません。

トリンさんによると、この負荷設計が開発で難しかった部分だといいます。

トリンさん:本格的なマシンと同じような負荷になるまで、繰り返し調整したと聞いています。
エクササイズや自分のレベルによって、本数を増やしたり減らしたりできるのがよい点。
1台あれば家族とも共有できますね。

3.フットバー|3段階の角度調整も自分でできる

3.フットバー|3段階の角度調整も自分でできる

足を置くフットバーの角度も3段階で調整可能。動作に合わせて、足を置く高さや角度を変えられます。
この3段階調整も、本格マシンの仕組みを再現したものです。

「Pila Home」を実際に使ってみた!経験者と初心者の口コミ

経験者のトリンさんと、初心者の筆者。実際に使った感想を紹介します。

ピラティス経験者の感想|スタジオのマシンと似た動きが可能

まずはトリンさんに、ピラティスウェアで本格的な動きをしてもらいました。

ピラティス経験者の感想|スタジオのマシンと似た動きが可能

「ショルダーブリッジ」というエクササイズです。

トリンさん:骨盤を後傾させて恥骨をお腹に引き寄せながら、お尻を順番に持ち上げます。
下ろすときは胸の裏から背骨を一つずつ床へ下ろしていく意識が大切。
もも裏とお尻を使い、腰の力みを抜くことで、反り腰改善につながります。

マットでもできる動きですが、マシンを使うと足元の位置が高くなるため、お尻と裏ももに入りやすくなり、背骨のコントロールもしやすくなるんです。スタジオのマシンとほとんど同じ負荷で、動けていると思います。

ピラティス経験者の感想|スタジオのマシンと似た動きが可能

続いて「ショートスパイン」というエクササイズ。

マシンには、ハンドル付きバンドが2本付いています。

キャスター近くのくぼみにはめて使うと、本格マシンと同じ動きができます。
足をバンドにかけ、骨盤を後傾させてお尻から背骨までを順番に床から剥がしていきます。

正しいフォームで行わないと首や腰を痛める可能性があるため、私でも難しい上級者向けのエクササイズ。腹筋群で体を支え、骨盤の後傾や背骨の丸みを潰さずにコントロールし続ける必要があります。バンドの負荷がしっかりあるので、初心者だけでなく、普段からピラティスをしている人にも十分なトレーニングになりますよ。

ピラティス未経験者の感想|付属動画だけで使いこなせた

ピラティス未経験者の感想|付属動画だけで使いこなせた
レッスン動画の一例

スタジオではインストラクターが対面で指導してくれますが、「Pila Home」は動画で学びます。
付属のQRコードを読み取ると、プロインストラクターによる52種類のレッスン動画をYouTubeで見ることができます。

動画はスマホやタブレットでも視聴可能です。

初心者は動画を見ながら基礎的な動きを習得でき、経験者は苦手な動きを振り返ったり、指導の仕方の参考にしたりできます。

ピラティス未経験者の感想|付属動画だけで使いこなせた
パソコンで動画を見ながら…

私は動画を見ながら挑戦。
腹筋群と体幹の安定性を養うエクササイズ「シングルレッグ&バイシクル」を試します。

動画では、指導者も同じ「Pila Home」を使っているので簡単に真似ができました。
ナレーションがないので、イヤホンは必要なし。
動画によっては、動きのポイントがテロップで補足されます。

マットピラティスを一度だけやったとき、「この動きで合っているのかな…」「この筋肉に効いているけど正しいのかな…」と迷いながら体を動かす場面がありました。
でもこれはフットバーがあったり座面が動いたりするので、体を戻すときに腹筋や太ももの筋肉を使っている感覚がとても分かりやすかったです。 それにバンド2本でも張力が強くて驚きました…。

ほかの動きにも挑戦し、トリンさんに見ていただきました。

ピラティス未経験者の感想|付属動画だけで使いこなせた

マシンを使うと「ピラティスをしている感」があって楽しかったです。私もヨガをするときは、専用のヨガマットを敷くだけで気分が上がります(笑)。
それと同じかもしれません。マシンがあると、体に効いている感覚が増えるし、続けられそうと思いました。

ピラティス未経験者の感想|付属動画だけで使いこなせた

一人でも、動画を見ながらしっかり使いこなせていますね!

それにしても、きっつい(笑)。たくさんの筋肉をしっかり使えている気がします。疲労感が心地よいです。疲れた~。

気になる価格についてぶっちゃけトーク

気になる価格についてぶっちゃけトーク

やっぱり気になるのは、約10万円というお値段…。

正直、最初に価格を聞いたとき「高っ」と思いました。

トリンさん:そうですよね。「どんなお金持ちが買うの?」って思いますよね。
でも、月謝と比べると見え方が変わるんです。スタジオはグループレッスンで月2万円ほど、パーソナルなら月3万円以上が相場。つまり3〜5ヵ月分の月謝で、マシンが自分のものになります。 

確かに半年通うともう10万円ですね。

トリンさん:しかも、買ってしまえば何回使っても追加でお金はかかりません。私も今はレッスンに通わずPila Home一本。お風呂上がりや朝起きたとき、「今ピラティスしたい!」と思った瞬間にできるのは最高ですね。 

気になる価格についてぶっちゃけトーク

でも初心者がいきなり買うのはちょっと躊躇します。

トリンさん:付属の動画はもちろん、ピラティスに関する動画や本は山ほどあるので、一人でも取り組めると思います。未経験のナナコさんも使えていました。

ピラティスはマシンがあった方がよいですか?

トリンさん:マシンがなくても十分できますよ。
でもマシンは骨盤や姿勢を安定させて体を支えてくれるため、ターゲットとする筋肉に正しくアプローチできます。初心者の人はむしろやりやすいと思います。

もちろん、10万円でインストラクターの指導までは買えません。
スタジオにはスタジオの良さがありますが、好きな時間におうちで続けられることを重視するなら、価格の見え方は変わってくると思います。

ピラティスは続けることが大切ですか?

トリンさん:そうですね。続けた方が効果は感じやすいです。私はもともとひどい反り腰で、海外出張のたびに腰を痛めていました。ピラティスを始めてからは、腰の痛みも反り腰も改善されました。

まとめ|「Pila Home」は「自宅でピラティスを続ける」ための選択肢

未経験の筆者でも、付属動画を見ながら基本の動きは一人で追えました。
マシンが体を支えてくれるぶん、どこに効いているかがわかりやすい。
マットだけでは掴みにくい感覚が、初日から体感できました。


ハンドル付きバンドを使えば、トリンさんが「私でも難しい」という上級者向けのポーズまで再現できていました。

思い立ったときにすぐできる。
マシンピラティスを習慣にしたい、始めてみたいけれど通えるか分からない。
そんな人には有力な選択肢になりそうです。

※本記事は筆者ら2名が実際に使用した体験に基づくものです。

使用感や体の変化には個人差があります。

EDITOR’S PROFILE

ナナコ
ナナコ
日々を駆け抜けるように生きるせっかちライター。自分を落ち着かせようと始めたヨガにハマり、インストラクターの資格を取得。大阪出身で、お好み焼きと自然が好き。

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