髪質別アウトバスの選び方!梅雨のうねり・広がり対策【strainia】
投稿日:2026/06/05
更新日:2026/06/05
毎年、梅雨どきになると髪が言うことを聞かなくなる。
朝に整えても、うねる、広がる、あるいは根元がペタンとして決まらない。
同じ梅雨なのに、なぜ広がる人とペタンとなる人がいるのか。
そして、セラムやミルクなど、たくさんあるアウトバス(洗い流さないトリートメント)のうち、自分にはどれが合うのか。
今回は、ヘアケアブランド「strainia(ストレーニア)」の開発者・西さんに、梅雨の髪悩みの正体と、自分に合ったアウトバスの選び方を聞きました。
まずは5秒でできる髪質チェックから。
目次

■髪質セルフ診断のやり方
・一本の毛を指に巻きつけて、5秒ほど放置する
・指から離して、戻り方を見る
西さん:硬い人は、ピンッとすぐにまっすぐ戻ってきます。
柔らかい人は、巻きついたままだったり、少し緩むくらい。
この硬い・柔らかいの違いが、実は梅雨の髪悩みを大きく左右します。

同じ湿気でも、広がる人とペタンとなる人がいるのは、どうしてですか?
西さん:髪質の違いです。硬い人は、湿気を吸った髪がうねって重なり合い、すき間ができて全体が大きく広がります。
逆に柔らかい人は、水分を吸うとさらに柔らかくなり、本来立ち上がっている根元まで倒れて、ペタンとなるんです。
そもそも、なぜ湿気によって髪が広がったりうねったりするんですか?
西さん:湿度が上がると、髪が空気中の水分を吸ってしまう。
そして水分を吸った髪は、膨張して柔らかくなります。
シャワーで髪を濡らしたとき、乾いているときより柔らかく感じますよね。あれと同じです。
柔らかくなった髪は形を保てなくなるので、うねったり広がったりするんです。

同じ湿気でも、影響を受けやすい人と受けにくい人の違いは何なのでしょう?
西さん:髪が自前の水分をしっかり持っているかどうかです。
健康な髪は、それ自体が十分な水分を持っているので、湿気から余計な水分を吸いません。
逆に、もともと水分が足りない髪や、カラー・パーマ・加齢で内部に穴があいたダメージ毛は、そのすき間に湿気が入り込んで、うねりやすくなります。
目指したいのは、髪が自前の水分で満たされた状態。アウトバスは、まさにそこへ近づけるためのものです。

ひと口に「うねり」といっても、根元からうねるのか、毛先だけうねるのかで、原因はまったく違います。
そしてここが、ケアの選び方を分ける重要なポイントになります。
うねり方も、人によって違うのでしょうか?
西さん:違います。毛先だけうねる人は、ダメージや水分不足が原因。
一方、根元からうねる人は、頭皮のたるみで毛穴が歪み、そこから歪んだ毛が生えてくるのが原因です。
原因が違うと、ケアも変わってくるんですか?
西さん:変わります。毛先だけのうねりなら、そこを切ったり、入念にトリートメントすれば解決できます。
でも、根元のうねりは、毛穴の歪みが原因。
根元からの場合、頭皮マッサージなどで改善できますが、アウトバスを使っても効果は見られないと思います。
つまり、これから紹介するアウトバスが力を発揮するのは、主に毛先側のうねりやダメージ、水分不足です。
根元から強くうねる人は、こちらの頭皮ケアの記事もあわせてどうぞ。

amepla(アメプラ)が扱うブランド「strainia(ストレーニア)」のケアストレートシリーズには、セラム・ミルク・オイル・ミストの4種類があります。
これらを使い分けるときの基準は、何ですか。
西さん:一番いいのは、髪質と悩みで選ぶことです。髪質と悩みは、基本的にリンクしていますから。
5秒診断で柔らかい・細い人はセラムやミルク、硬かった人はオイルが目安です。
自分にはどのアイテムが合うのかを見ていきましょう。

西さん:セラムは、細い人・猫っ毛さん向けのアイテムと言えます。
細い人や猫っ毛の人は、髪自体が水分を保持できるキャパシティがそもそも少ないんです。
また、髪にはCMCという、タンパク質と水分を結びつけるはしごのような成分も含まれています。
このCMCが少ないと、どれだけ水分を与えても逃げてしまう。
セラムはそこに着目し、CMCに似た働きをする成分を配合しているので、髪の水分を保持してくれます。
なので、猫っ毛や細い髪で水分不足の人におすすめです。

そのCMCに似た役割の成分とは何ですか?
西さん:フィトステロールズ、クオタニウム-33、コレステロール、あとはポリマーという、表面を覆う成分も入っています。
ケアストレートセラムは表面に膜を張る力が4種の内で一番強いので、細い毛の人ほど、湿気の影響を受けにくくなります。
ツヤが出て、内側と外側のバランスよくケアできるので、迷ったときに一本買うのであればセラムが良いでしょう。
理想のうるおい続く
ストレート髪に
ケアストレートセラム

西さん:ミルクは水分補給が一番できるので、髪の水分が本当に足りない人向けのアイテムです。
髪がパサついたり、スカスカだったり、へたってボリュームが出なかったりする人に適しています。
セラムが髪に水分を「とどめる」のが得意なのに対して、ミルクは水分を「入れる」ことに特化しているんです。
とにかく内側にしっかり水分を届けるというアイテム。
オイルはベタついたり、ダメージによっては少しペタンとしてしまう部分もありますが、ミルクなら、湿気でペタンとなる人でも使いやすいと思います。
浸透型ミルクで
感動の「すとん髪」
ケアストレートミルク

西さん:オイルは、髪が硬くて太い人・広がりやすい人向けのアイテムです。
髪の中に水分補給もできますが、さらにボリュームを抑えて、広がりを防いでくれます。
オイルは他のアイテムと比べて重いので、物理的に重さで抑えられるんです。
ごわつきや広がりやすい髪の人も、ボリュームが出にくくなって扱いやすくなります。
エイジング毛の人や、もともと乾燥肌で皮脂量も少ない人には、オイルが一番いいと思います。

使うときに、気をつけることはありますか?
西さん:つけすぎると倒れてしまうので、使用量には注意が必要ですね。
つけすぎなければ、そんなにペタンとはなりません。
特に朝はよくても、夕方になると自分の皮脂も出てくるので、だんだんペタンとなるリスクがあります。
皮脂が多めの人は量を控えめに、乾燥しがちな人はオイルの恩恵を受けやすい、と覚えておくとよさそうです。
うるおうWの保水力で
まとまり続く
ケアストレートオイル

西さん:ミストは、髪質から変えていきたい人向けのアイテムで、他と少し性質が違います。
長期的に髪質を変えるもので、内部から徹底的に補修していくイメージですね。
レブリン酸という成分が入っていて、使い続けると髪が柔らかくなったり、うねりが抑えられたりします。
他の3種がその場の変化を出しやすいのに対し、これは時間をかけて変化を出していくものです。
ちなみに、朝の寝癖直しにも使えますよ。
シュッとひと吹き
乾かすだけでまっすぐに
ケアストレートミスト
| アイテム | こんな髪質・悩みの人に | 特徴 |
|---|---|---|
| セラム | 細い・猫っ毛・ペタンコ | CMCに似た成分で水分を保持。 表面に膜を張る力が強め。 バランスがよく、 迷ったときの一本に。 |
| ミルク | パサつき・スカスカ・ へたり・水分不足 | 水分補給が一番できる。 ペタンとなる人も使いやすい。 |
| オイル | 硬い・太い・広がる/ エイジング毛・乾燥肌 | 比重が重く、広がりを抑える。 表面にツヤも。 つけすぎは禁物。 |
| ミスト | 髪質そのものを変えたい | レブリン酸配合で、 長期的に髪質を補修。 寝癖直しにも。 |
自分に合う一本が見つかったら、次は使い方です。
同じアイテムでも、使うタイミングで効果は変わってきます。

アウトバストリートメントは、いつ使うのが良いのでしょうか?
西さん:基本的には、どれもドライヤーの前です。
ドライヤー前は髪が濡れていてキューティクルが開いているので、内側に美容成分が入っていきやすい。
逆にドライヤーを当てるとキューティクルが閉じるので、後からつけても表面に乗るだけで、内側に入っていきません。
それに、strainiaのコスメラインは全部、エルカラクトンとメドウラクトンという成分が入っています。
この2つの成分は熱に反応して髪の表面に被膜をつくるので、ドライヤー前に使えば、熱ダメージからも髪を守れます。

乾かすときに気をつけることはありますか?
西さん:ドライヤーのあとは、必ず冷風を当ててほしいです。
理由は2つあって、1つはキューティクルを冷やして、しっかり閉じた状態を保つため。
もう1つは、ドライヤーの熱で乾いたと思っても、熱くなっているだけで乾いていないことが多いためです。
冷風を当てると、まだ濡れている箇所をあぶり出せるので、そこを最後までしっかり乾かす。
そして、自然乾燥は良くありません。
キューティクルが閉じていない状態で放置しているのと一緒なので、水分がどんどん無くなっていきますから。

梅雨の時期に、ほかに意識したほうがいいことはありますか?
西さん:今の使い方は、基本的に髪の内側の話です。でも、それだけでは湿気の影響を100%は防げない。
髪を湿気から守るには、油分をしっかり表面につけてフタをするのが、一番の保護になります。
ミルクはその要素は少なめですが、ドライヤー前の水分補給は一番できる。
だから、ミルクをつけてドライヤーをして、最後にオイルやセラムを重ね付けすると、かなり理想に近いケアになると思います。
最後に、アウトバスを使用するときに多くの人が抱く疑問を、西さんに尋ねました。
A.目安は、耳下から顎ラインのショートで1〜2プッシュ。
西さん:肩から鎖骨くらいで2〜3プッシュ、ロングで4プッシュくらい。
根元からいきなりつけると、根元に一番たくさん付いてしまうので、まずは毛先から、根元へ広げていくのが適切な使い方です。
A. 基本的に毎日使うのがおすすめです。
西さん:考え方はシャンプーや洗顔と同じです。
お風呂の中で使うトリートメントだけでは、髪の内側の栄養補給はできても、髪表面の保護はできません。
その意味でも、毎日使ったほうが効果的です。
A. きちんと洗い流せば、問題のない成分です。
西さん:シリコンは表面に膜を張るので、湿気からのうねりを抑える役割を果たします。
くせ毛の人には、僕はむしろ必要だと思っています。
ただし髪に蓄積する成分なので、洗浄力の弱いシャンプーでの洗い残しが続くと、だんだん蓄積して根元がペタンとしたり、髪が重くなったりする。
毎日きちんとリフレッシュしてあげれば、何の問題もありません。
A. オイルがおすすめです。
西さん:白髪になって硬くなったり、ごわついたりする人は、オイルをつけると少し抑えられます。
表面にツヤが出て、綺麗に見える効果もあります。
スタイリング剤的な要素としても使えますよ。
梅雨の湿気は誰の髪にも降りかかります。
それでも広がる人とペタンとなる人に分かれるのは、髪質が違うから。
広がりやすいのは硬い髪、ペタンとなりやすいのは柔らかい髪です。
まずは5秒の診断で自分の髪質を知り、それに合った一本を選び、ドライヤー前にひと塗りして、仕上げに冷風を当てる。
今年の梅雨は、なんとなくではなく、自分に合った一本を選んでみませんか。

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