【リピート率No.1】整体パンプスが売れるのには納得のワケがあった。
こんにちは。amepla(アメプラ)のムラタです。
ameplaのシューズの中でもリピート率no.1のRAKUNA 整体パンプス。 整体師が監修したこのパンプスは、「どれだけ履いてもラク!」「もう手放せない」とお客様からたくさんの嬉しい口コミを頂いています。
とはいえ、決して安価ではない整体パンプスがなぜここまで人気なのか? 生みの親である執行役員の八木に、開発の背景を聞いてきました!
株式会社アメイズプラス
執行役員 八木 千尋
靴の開発歴25年のスペシャリスト。現在は商品事業部の責任者として、年間20件以上の商品開発に携わる。婦人靴開発のため、自らパンプスを履いて生活をしていたことも。
目次
その整体サロンに通うのは、足の痛みに悩む女性だった
ムラタ:そもそもどんなきっかけで整体パンプスが誕生したのですか?
ヤギ:いきなりぶっちゃけてしまうと、1万円くらいのパンプスを作ろう、という話が発端なんです。
ムラタ:まずはパンプスそのものを作る話から始まったんですね。
ヤギ:そう。でも、靴屋でもないウチがただのパンプスを売るだけではお客さんも買ってくれないでしょう。amepla(アメプラ)が作るからこその付加価値が必要不可欠だった。
ムラタ:確かに、ameplaらしさが必要ですよね。
ヤギ:そんなときに、別件でたまたま整体師の斎藤さんとお話する機会があったんです。
整体サロン「ジールファイン」
代表 斎藤 智司 先生
年間約2,000人を施術。患者とのコミュニケーションを大切に、初めて整体を受ける人も安心できる、痛みのない矯正を心掛けている。様々な整体グッズの監修も行っている。
斎藤さんは整体サロンを経営している方なんだけど、彼のお客様のオーダーで一番多いのがヘッドスパ、次いで足裏のマッサージだという話を聞いて。
そして、お客様のほとんどが立ち仕事をしている女性だと。
ムラタ:パンプスを履いて立ち仕事を頑張っている女性…!
ヤギ:そう。で、「そんな悩みをラクにしてあげられるパンプスを開発したいね」という流れでプロジェクトが立ち上がった、という感じですかね。
ムラタ:まさに「お悩み解決」の切り口でタッグが組まれたわけですね。
日本製じゃないとどうしてもダメなんだ!
ムラタ:開発する上で「ここはこだわった!」という部分を教えてください。
ヤギ:ひとつはインソールの設計ですね。
何と言っても整体師が施術してくれているイメージがミソですから。
細かい違いなんだけど、土踏まずをピンポイントで持ち上げたりするための部分的なインソールの硬さや高さ・低さとか、1ミリ2ミリ単位で試行錯誤しましたね。ミリ単位の違いで履き心地って変わっちゃうので。
開発中は整体師の斎藤さんとめちゃくちゃ話し合っていて、四六時中一緒にいた気がします(笑)
ムラタ:本当にタッグ組んでる、って感じですね。
ヤギ:うん。もうひとつは、絶対に日本製であること。
中国製などの大量生産じゃなくて、一度にたくさんは作れないけれど、きちんと日本の職人さんの手がかかっているっていうところは譲れなかったですね。
ムラタ:確かに縫製の丁寧さだったり、全体的な品質は日本製が良いってイメージがありますが、開発者目線だと具体的にどんな部分が違うんですか?
ヤギ:正直ね、全部違う。
ミリ単位で設計したものだから、縫製の丁寧さとか品質の良さを追求したいということももちろんあるんだけど、強いて挙げるなら、この整体パンプスのラストがめちゃくちゃいいものなの!!
ムラタ:ラスト?
ヤギ:そう。ラスト(LAST)。足の形をした、靴の原型になる木型のことね。
中国製とかの大量生産になってくると、ラストもほとんどが数パターンに限られてしまうんですよ。
でも結局、このラストがフィット感や履き心地に影響するので。ラスト自体も数えきれないくらいの種類が存在するんです。
ムラタ:選ぶだけでも大変ですね…。
ヤギ:そう。このラストの設計を日本でやっているかどうかでも違うし、このラストはこのメーカーさんにしか作れない。で、「このラストで作らせてくれ!」ってメーカーさんにお願いしたんです。
ムラタ:なぜこのラストにこだわったんですか?
ヤギ:だって、これ!4Eでかなりの幅広設計なのに、見た目は細い。幅広のパンプスだと、どうしても見た目もぽてっとしちゃうんですよ。
ムラタ:(すごい熱量だ…)確かに、一見4Eのパンプスには見えないですよね。
ヤギ:やっぱり「履き心地が良くてスマートなビジュアル」というのにはこだわりたかったですね。
今でこそ、世の中には“走れる”とか“痛くない”パンプスがあふれているけど、日本製であるがゆえの設計の精密さ、あとは日本の職人さんのぬくもりが感じられることが整体パンプスのこだわりかな。
ムラタ:ぬくもり!!
職人一人ひとりと顔を突き合わせる。開発者としてのポリシー
ヤギ:僕、仕事柄かもしれないけど、ウチの商品に限らず「日本製」のものを見ると「どういうところで作られていて、どんな人が作っているのかな」ってめちゃめちゃ考えちゃうんですよね。
ムラタ:「人」までですか?
ヤギ:そう。amepla(アメプラ)って工場を持っていないから、製品企画をして製造はメーカーさんにお願いするんだけど、そのメーカーの担当者の方も職人さんに指示する役割なんですよね。
だから、ameplaは製品企画だけの役割だと、本来は職人さんとは直接関わらない。
でもやっぱり僕は、実際に整体パンプスを製造してくれる現場を知りたいと思っているから、定期的に製造現場に行っているし、職人さんの全員の顔と名前も知っています。
ムラタ:すごい。
ヤギ:そこで実際に職人さんとお話しするし、「面倒くさいことさせてごめんなさい」とかお詫びもするし(笑)
ムラタ:設計のこだわり、詰まってますもんね!
ヤギ:手土産とか持っていったりもするもん。たぶん僕ほどメーカーさんに優しい人いないですよ(笑)
やっぱり、メーカーさんの仕事もウチの仕事だけ受けているわけじゃないし。「amepla(アメプラ)の商品なら頑張って作ろうかな」くらいに職人さんにも思ってもらっていただけて、結果、いい商品が約束通りにお客様の元に届けばいいなと思っています。
ムラタ:その品質へのこだわり、私も背筋が伸びる思いです…。
常識を覆すコンセプトゆえの苦労
ムラタ:すでに苦労の片鱗が感じられるのですが、八木さんが開発段階で一番苦労したことは何ですか?
ヤギ:今でこそメーカーさんも慣れてくれたんですけど…企画を持ち込んだ当初は、この整体パンプスのコンセプトを理解していただくのにとても苦労しましたね。
ムラタ:なるほど。今まで「整体×靴」という概念自体がなかったんですね?
ヤギ:そうなんです。当時は「ファッション性のある靴」か、もしくは足をケアする目的だけの「ダサい靴」っていう、極端な考え方しかなくて、その間のものが存在しなかった。
だから、ウチが「裸足のときよりも気持ちいいぐらいの靴」とか「幅広だけどフィットして細身見えする靴」を再現したいんだ!っていう話をメーカーさんにしたんだけど、最初は「そんなことはムリだろう」っていう反応でしたね(笑)
当時はどこのメーカーさんも、まさかこんなに整体パンプスが売れるとは思っていなかったと思う(笑)
ムラタ:まさに先駆者って感じですね!
こだわりはそのままに、アップデートを重ねる
ムラタ:最初の整体パンプスベーシックがリリースしてから3年が経つそうですが、その間改良を重ねていたりするものなのでしょうか?
ヤギ:しています!整体パンプスベーシックの次に整体カラーパンプスをリリースしたんですけど、実はカラーバリエーションだけではなくて、アウトソールなどの細かい部分をマイナーチェンジしているんですよね。
ムラタ:本当だ。これはどんな違いがあるんですか?
ヤギ:カラー整体パンプスは縦にも溝を作ることで、横の動きもより滑りづらくなるようにデザインしました。実際は大きな違いは感じにくいし、誰も気づかないんですけどね(笑)。
今はインソールをバージョンアップしようと画策中です!
ムラタ:徐々に進化しているのですね…!
ヤギ:はい。でもやっぱり、最初のこだわりである整体コンセプトや日本製であること自体は変わらず突き進んでいきたいと思っています。
整体パンプスはコスパ◎の靴だった
2023年12月15日に発表された「からだにいいこと大賞2023」では、整体パンプス5.5cmヒールが特別賞を受賞しました。
今回のインタビューを通じて、「整体×パンプス」という先駆的な発想があったからこそ、多くの方に受け入れられる整体パンプスが生まれたのだと合点がいきました。
正直、整体パンプスは世の中のパンプスと比べても特別安価なわけではありません。
しかし、開発者の八木や整体師の斎藤さん、職人さんのこだわりと技術の片鱗を見て、実は超コスパのいい靴なのでは…!?と改めて感じました。
足の痛みにお悩みの方は、この機会に試してみては。
さらにラクになって新登場!カラー整体パンプス2
もっと足腰ラク~に!カラー整体パンプス2が新登場しました。
足裏アーチを支える機能性インソールがさらに進化して、計算しつくされたクッションが足裏の筋肉にアプローチ。
より重心が整うことで、足の負担が軽減します。
カラーは5色展開。
肌に馴染みやすい大人カラーで、オンにもオフにも活躍します。
ヒールの高さは、5cmと2cmの2種からお選びいただけます。
わたしたちについて
amepla(アメプラ)は、「Health&Beauty」をコンセプトにした通販サイトです。
私たちは時代とともに変化するニーズをキャッチし、明日の「欲しい!」をお届けします。
投稿者プロフィール
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趣味は飲食店めぐりと漫画・アニメ・ゲーム・Xパトロール。
家事をサボれる家電やライフハックに目がない。
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