分け目の薄毛にEMSスカルプリフターを追加!毛髪診断士と1ヶ月検証
投稿日:2026/05/13
更新日:2026/05/13
この記事は後編になります。
前編では、分け目の薄毛に悩む編集部のモモカさんが、毛髪診断士の齊藤あきさんに教わった3つのセルフケア(分け目を変える・シャンプー見直し・頭皮マッサージ)を1ヶ月実践。
毛穴すらなかった場所から産毛が1本、頭皮にも弾力が戻るという嬉しい結果が出ました。
そして次のステップとして新たに加えたのがEMSスカルプリフター。
さらに1ヶ月続けた結果、モモカさんの頭皮はどう変わったのかをお届けします。
※この記事には頭皮のマイクロスコープ画像が含まれます。苦手な方はご注意のうえ、ご自身の判断でお読みください。
目次


被験者
モモカ
アラサー。分け目を10年以上変えたことがなく、妹に撮られた写真で地肌の透けに気づく。今回の記事では被験者として頭皮診断とセルフケアの検証に参加。
前編では、齊藤さんの診断をもとに、モモカさんが次の3つのセルフケアを1ヶ月実践しました。
・分け目を変える
・アミノ酸系シャンプーの使用+予洗い2分
・頭皮マッサージ+頭皮用美容液
その結果、頭皮には次のような変化が現れました。
・毛穴すらなかった場所から、新しい産毛が生えた
・頭皮全体に細い新生毛が増えた
・ガチガチだった頭皮に弾力が戻った
・くすんでいた頭皮に、やや透明感が出てきた
ここに2ヶ月目、新しく加えたのが「EMSスカルプリフター」です。

EMSとは、電気で筋肉を自動的に収縮させる技術のことで、最近では頭皮ケアにも取り入れられています。
EMSスカルプリフターは、18本のしなやかなシリコンピンが頭皮にフィットし、手では届きにくい筋肉まで自動でほぐしてくれます。
使用時間はわずか5分。
防水仕様なのでバスタイムに使え、専用ジェルも不要なので気軽に使えます。

では、なぜEMSが頭皮ケアに使われるのでしょうか。
これは、前編から齊藤さんが繰り返し強調していた「血流」の重要性につながります。
齊藤さん:首肩の筋肉が硬直すると、頭皮も一緒に硬直するんです。
血管自体がぎゅっと収縮してしまうので、マッサージで動かして血流を促すことがすごく大事になります。
頭皮を動かして、血を巡らせる。EMSの役割は、その「動かす」を電気の力でサポートすることにあります。

齊藤さん:1つ念頭に置いていただきたいのは、EMSは手のマッサージの代わりではなく、組み合わせて使うものだということです。
基本は最初に手でマッサージしてから、予備としてEMSを使うのが良いでしょう。
では、EMSはどちらかというと「仕上げ」のイメージでしょうか?
齊藤さん:そうですね。手でほぐして、EMSで深層まで届ける。そう考えると役割が分かりやすいと思います。
つまり、手では届きにくい深層筋にアプローチする「もう一歩先のケア」として、EMSを位置づけるのが自然です。

EMSスカルプリフターを使い始めるにあたり、齊藤さんから使い方のポイントを教わりました。
正しく使えばマッサージ効果を底上げできますが、使い方を間違えると効果が半減してしまいます。

齊藤さん:マッサージの基本と同じく、EMSも「下から上へ」が鉄則です。
後頭部から頭頂部へ、下から上に動かすとリフトアップ効果も期待できます。
ゆっくり、一箇所ずつ丁寧に当ててください。気になるところは長めでも構いません。
やってしまいがちなのが、シャンプーブラシの感覚で細かく小刻みに動かすこと。
これはEMSには不向きなうえ、摩擦が起きて傷ついてしまいます。

齊藤さん:分け目部分など、気になる部分に集中して当てるのも良いんですが、頭頂部こそ当ててほしいポイントなんです。
頭頂部は筋肉がない場所なので、手のマッサージでは動かしにくい。だからEMSの出番なんです。
筋肉がないからこそ、電気刺激で動かす意味があるということですね。
齊藤さん:そうなんです。頭頂部は毛量が多いので見落とされがちなんですが、血流を促す意味では後頭部と並んで大事なポイントです。

齊藤さん:EMSは濡れていないと電気が通りにくいので、お風呂上がりに濡れた状態で使うのが基本です。
ただ水だけだと乾燥しやすいので、頭皮用美容液をつけてから使うのがおすすめですね。
シャワー後、水気はどのくらい残すのが良いのでしょうか?
齊藤さん:タオルで軽く拭いて、ポタポタ垂れない程度まで水気を取ってください。
そのあと気になる部分を分けて、頭皮に美容液を直接つけること。
髪の表面ではなく、分け目を作って頭皮に届けるイメージです。
EMSと組み合わせるなら、保湿成分(ヒアルロン酸・セラミド・アミノ酸系)と血行促進成分(センブリエキス、オタネニンジンエキスなど)が入ったタイプがおすすめ。
液状のローション系を選ぶと、EMSとの相性も良くなります。
なお今回の検証では、EMSスカルプリフターの効果を切り分けて測るため、美容液は使用していません。

齊藤さんの指導のもと、モモカさんは1ヶ月間、毎日EMSスカルプリフターを使い続けました。
モモカさん曰く、その使用感はレベル最大の5で「痛気持ちいい」とのこと。
前編の3つのケア(分け目を変える・シャンプー・頭皮マッサージ)はそのまま継続しつつ、シャワー後にEMSを5分追加するイメージです。
1ヶ月で、モモカさんの頭皮には3つの変化が現れました。
※この先、頭皮のマイクロスコープ画像が含まれます。苦手な方はご注意のうえ、ご自身の判断でお読みください。

これは、すごいですね。前になかった部分から、わさわさと新しい毛が生えてますよ。
この毛は何mmくらい生えているんですか?
2〜3mmくらいですね。今生えている途中の赤ちゃん毛です。
この毛が、これから太く長く育っていくかどうかがポイントですね。
これはEMSの効果なのでしょうか?
齊藤さん:EMSだけでなく、前回からの分け目を変えること、シャンプー、手のマッサージなど、複数のケアを続けてきた結果だと思います。
EMSはそこに上乗せされた、という考え方が自然ですね。
変化が目に見えてわかるのは、いつ頃になりますか?
齊藤さん:全体のボリュームが増えたと実感するには、細い毛が太く育つ必要があるので、半年から1年くらいかかります。
ただ、短期間でここまで細い毛が増えてきているのは、かなり結果が出ているほうですよ。

頭皮は柔らかくなっていますよ。前回より柔軟性が出ていますね。
自分でも、前より柔らかい感じはしていました。
前編で柔らかくなった状態が、2ヶ月目もそのままキープされているということですね。
齊藤さん:そうですね。続けて手のマッサージもしていただいているし、EMSの後押しもあって、いいコンディションが保てています。

頭が痛くならなくなったんです。もともと頭痛持ちだったんですが、EMSをやり始めてから、悩まされる頻度が本当に減って。
それは血流が良くなってきた証拠ですね。
首や肩の凝りが頭皮まで影響している方は、頭皮がほぐれると頭痛も軽くなることがあります。
ちなみに、前編の1ヶ月目では頭痛の話は出てきませんでしたよね。
齊藤さん:そうですね。手のマッサージだけでは届きにくい場所まで、EMSが動かしてくれたのかもしれません。
▼1ヶ月前(EMS追加前)/1ヶ月後(EMS追加後)の比較
| チェック項目 | 1ヶ月前(EMS追加前) | 1ヶ月後(EMS追加後) |
|---|---|---|
| 新生毛の量 | 分け目に1本、点在程度 | 広範囲に発生 |
| 頭皮の柔らかさ | 弾力が出て柔らかくなった状態 | 柔らかさを維持 |
| 頭痛 | 頻繁に悩まされる | 頻度が明らかに減少 |
ヘッドスパ感覚な
リフトケアブラシ
EMSスカルプリフター

ここまでは順調な2ヶ月目。ところが、マイクロスコープで見た頭皮には、気になる変化もありました。
赤みは出ちゃってますね。しかも前回よりかなり多いですよ。
めっちゃ赤い、なんでだろう。自分では全然感じてなかったんですけど。
全体的に赤みが出ていますが、特に分け目部分と、頭頂部付近が目立ちますね。

EMSの刺激が原因でしょうか?
齊藤さん:それは違いますね、EMSを当てていない場所にも赤みが出ていますから。
後頭部の下のほうにはEMSを当てていないですよね?
モモカ:当ててないです。
齊藤さん:でも赤くなっています。つまり、EMSが原因なら当てた場所だけに出るはずなんです。
全体に出ているということは、別の要因を考える必要があります。
では、赤みは何が原因なのでしょうか。
齊藤さんの見立てを整理すると、大きく4つの要因が浮かびました。
齊藤さん:3月から4月って、体が変化しやすい時期なんです。
自律神経が乱れやすかったり、紫外線も強くなってきたりしますから。
花粉で目がヒリヒリしていたということは、皮膚も反応している可能性があります。
齊藤さん:赤みは炎症のサインなので、何かしら体がダメージを受けていると考えられます。
疲れやストレスも赤みとして出てくるので、気がつかないところで体が疲れているのかもしれません。
齊藤さん:赤みが出る原因として、糖質の摂りすぎもあります。
ケーキや白砂糖はもちろん、お米も摂りすぎると赤くなりますよ。
モモカ:お米、最近3杯とか食べてました…。
齊藤さん:それかもしれないですね(笑)。
お米の白米は糖質がほとんどで、栄養はあまり取れないので、玄米や雑穀米を混ぜるといいですよ。
冒頭でお伝えしたとおり、今回はEMSの効果を切り分けるため、モモカさんは前編で使っていた頭皮用美容液の使用を控えていました。
齊藤さん:美容液を使っていた方が、赤みも収まっていたかもしれません。
頭皮が乾燥気味だったので、保湿が足りなくなっていた可能性があります。
マイクロスコープで見た頭皮には、細かい角質も出ていました。

齊藤さん:これは乾燥しているサインなので、バリア機能が低下し、外的刺激に反応しやすくなっていた可能性があります。
EMSを使うときは、必ず濡れた状態で、できれば美容液を塗ってから。
乾いたまま使うと刺激になることもありますし、美容液と組み合わせると浸透も良くなります。

2ヶ月目は、産毛がさらに増えるという嬉しい変化と、赤みという想定外が同居する検証結果となりました。
ただ、齊藤さんが取材の最後に強調していたのは「継続の重要性」です。
齊藤さん:髪には毛周期があるので、すぐに目に見える変化は出にくいんです。

齊藤さん:休止期(髪が生え変わるときに休んでいる期間)だけでも3、4ヶ月くらいあります。その間って絶対に目に見えないんですよ。
では、どのくらい続ければ実感できますか?
齊藤さん:産毛が太く育つには、最低でも半年。ボリュームが増えたと感じるには1年くらいかかります。
だからこそ、無理なく続けられる方法を選ぶことが大事ですね。
2ヶ月目の検証で、モモカさんの頭皮には新しい産毛が「わさわさ」と増え、頭痛まで減るという嬉しい変化が起きました。
一方で、季節・疲れ・食事・美容液の使用停止といった複数の要因が重なり、赤みも出るという結果に。
大事なのは、変化は一進一退であること、そして毛周期の仕組み上、本当に「髪が増えた」と実感できるのは半年から1年先だということ。
毎日のケアを、もっと効率的に。もっと続けやすく。
そう感じている方は、5分のEMSケアをルーティンに加えてみてはいかがでしょうか。
続けた先に、ちゃんと変化が待っています。
ヘッドスパ感覚な
リフトケアブラシ
EMSスカルプリフター

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