「着替えず運動」が新常識?タイパ重視の女性経営者アパレル事情
投稿日:2026/07/08
更新日:2026/07/08
ダイエットや健康のために運動を続けたいけれど、「仕事帰りにジムへ寄ろうと思っても、着替えが面倒で結局そのまま帰宅…」「ジムウェアを別で持ち歩くのはかさばるから嫌…」なんて経験ありませんか?
その悩み、「最初から着替えない」という発想で解決した女性経営者がいます。
名古屋を拠点に複数の事業を展開する男城月菜(おじろ・つきな)さんです。
多忙の中でも、週3回以上の運動を続けられている秘密は、意外にもアパレル選びにありました。
ポイントは、運動着をそのまま仕事着として取り入れていること。
とはいえ、社外の打ち合わせは問題ない?下着や体型問題は?と気になることばかり。
今回は、男城さんが試行錯誤の末にたどり着いた、無理なく運動を続けられるアパレル選びのコツを教えていただきました。
うまく取り入れれば、あなたの運動習慣のハードルがぐっと下がるかもしれません。
目次

男城さんは、名古屋・大須や東京でコンセプトカフェ(通称・コンカフェ)などを運営する会社の代表取締役。
コンカフェとは、独自の世界観やテーマで空間を演出する飲食店のことで、大須はその文化の発祥地のひとつとも言われています。
男城さんは今その最前線で、コンカフェ文化の発信に力を入れています。

男城さんは学生時代、メイド喫茶で働くうちに、「ここが自分の居場所」だと気づいたと言います。
現場で働く子たちの多くが「心の居場所がない」と悩んでいることも知り、この居場所を守り、もっと多くの人に魅力を届けたいと決心。
27歳のときに貯金をはたき、金山に1店舗目のコンカフェをオープンさせました。

今はどのように働いていますか?
男城さん:月の半分は名古屋、もう半分は東京、沖縄、海外にいます。
1日6件くらい会議をする日もあります。商材調達や店舗視察、工場との打ち合わせなどで出張も頻繁。
そんな毎日でも、「仕事も健康もどちらも妥協しない」ことが私のスタイルです。

どれくらいのペースで運動をしていますか?
男城さん:今は週1回ホットヨガ、2回ジムに通っています。最近はもう一つジムを契約しました。自主トレもしています。

とても忙しそうですが、仕事と運動、どうやって両立していますか?
男城さん:今年から「ジムウェアを仕事着に取り入れる」というスタイルを始めました。
着替えなしでジムに行けるようになるだけで、運動のハードルが一気に下がったんです。
そのスタイルを始めたきっかけはなんですか?
男城さん:韓国に行ったとき、可愛いスポーツウェアを見つけて買いました。
それがとっても気に入って。デザイン的に、ジャケットを羽織れば仕事でも着られるのでは?と思いました。

購入後、早速着て旅行を続けたのですが、気分が上がって、気づいたら公園で軽く運動していました(笑)。着替えをせず、すぐに運動ができるのはとても楽。
「お気に入りのウェアで仕事に行って、そのままジムへ直行できたら最高だな」と思ったのが始まりです。

「着替え」は運動を続ける上で障壁でしたか?
男城さん:めちゃくちゃ障壁でした。
最初は着替えを持って出勤していたのですが、出張も多いので荷物が増えて億劫。
打ち合わせの合間にサクッとジムに寄りたいときも、着替えに時間がかかると思うと、結局あきらめてしまうことが多かったですね。
もともと運動習慣はありましたか?
男城さん:いえ、全くなかったです(笑)。
健康診断の血液検査で引っかかってしまって、会社の代表として、体をもっと大切にしなきゃなって改めて思って、本格的に運動を始める決意をしました。
「ジムウェアを仕事着に取り入れる」スタイルのよい点を、具体的に聞きました。

男城さん:これまでは「仕事着」と「ジムウェア」で2回服を選んでいましたが、1回になってとても楽になりました。
着替えの手間もなくなったので、打ち合わせの合間の30分や仕事終わりに運動をする回数が自然と増えました。
経営者をはじめ、働いている人は時間がタイト。
服を迷ったり着替えたりする時間がもったいないと思うはずです。
たった5分、10分かもしれないけれど、その時間に何か違うことができたらいいですよね。

男城さん:ジムウェアを別で持ち運ばなくなったので荷物がすっきりしました。
打ち合わせ資料や出張の用意など、ただでさえ荷物が多いのでとても助かっています。
最近は外履きOKのジムが増えてきたので、靴も持っていかなくなりましたね。

男城さん:スポーツウェアって実はよく伸びて体にフィットするんです。
同じ姿勢が続く新幹線や飛行機の移動時も、特にお腹周りの締め付けが減って楽になりました。
スーツのパンツは圧迫感があるので、お腹周りがしんどいときがありました。

男城さん:洗濯機で手軽に洗える点もよいですよね。
スーツだとなかなか洗えないし、シャツは洗ってもアイロンが必要。
ウェアは洗って干すだけなので楽ちんです。夏でも清潔に着られます。

男城さん:カップ付きのジムウェアやブラトップに切り替えてから、胸周りの締め付けが減りました。
胸の強調も抑えられ、気持ちが楽になりました。
胸が大きいと普通のブラジャーは締め付け感が強いうえに、必要以上に胸が盛れて目立ってしまうことがあります。
仕事中も運動中も、胸を強調する必要はないと思うので、ブラジャーではなくジムウェアやブラトップを選びます。
私の周りでも、胸をあまり強調したくない子は、普段からヨガウェアを着ています。

ジムウェアを仕事着に取り入れたいけれど、何をどう選べばいいか分からない!
そんな方のために、ウェアの選び方のコツを教えてもらいました。
普段どんなウェアを選んでいますか?
男城さん:仕事着として浮かないように、デザインはシンプルなものを選びます。
色は白や黒などベーシックがおすすめ。手持ちのジャケットやシャツと合わせやすいです。

男城さん:ボトムスはヨガパンツが中心です。
初心者であれば、裾が少し広がっているフレアタイプがおすすめ。
脚のラインが気になりにくく、スポーツウェアっぽく見えないので、取り入れやすいと思います。
フレアタイプはレギンスと重ね着もできるので、冬にも使えますよ。
裾がワイドになっていても、走ったりヨガをしたりしているときに不便に感じたことはありません。
私はラインがあるものとないもの2種類持っていて、仕事内容や商談相手によって選んでいます。
ほかにも、前側にポケットがついているタイプがあるので、普段ポケットをよく使う方はそういったボトムスを選んでみてください。

男城さん:柄物やロゴが大きいものは仕事の場では少し浮いてしまいます。
ワンポイントやラインのみのシンプルなデザインがおすすめです。
私はヨガウェアのTシャツや、ユニクロのブラトップを重宝しています。

男城さん:スポーツウェアは体にフィットするので、下着のラインが出てしまうのがずっと気になっていました。
最近やっと解決できたのですが、ヨガウェア用パンツがおすすめです。
股部分にパッドが入っているので、Yラインが浮き出ないですし、漏れも気にならないです。
デザインもシンプルなので、パンツラインも目立ちません。

男城さん:社外で打ち合わせがあるときは、ジャケットを羽織ってきれいめなスタイルにします。
胸元がつまったカップ付きのトップスを選びました。
ボトムスはラインが入ったシンプルなデザイン。裾がフレアなので「ウェア感」も少ないですね。
仕事後にジャケットを脱げば、ヨガができる服装になりました。
伸縮性のあるボトムスなので、脚をしっかり使ってポーズが取れます。

男城さん:オンラインミーティングや社内での打ち合わせが多い日は、ジムウェアの上からシャツを羽織ってカジュアルに仕上げます。襟があるので、きっちり感も演出できます。
打ち合わせの合間の30分はジムへ。シャツを脱ぐだけですぐに運動ができる服装になります。
ボトムスは通気性の良いシャカシャカした素材なので、汗をかいても肌に張り付きにくいです。

運動を続けて変化はありますか?
男城さん:あります。以前は平熱が35.6度と低く冷え性に悩んでいましたが、現在は36.4度まで改善。
代謝が良くなって、体が冷えにくくなり、寝つきもうんとよくなりました。
あとお腹周りもスッキリして、筋肉が引き締まった。
健康意識も芽生えて、生活習慣を見直すようになりました。
小麦やお菓子はあまりとらず、体に良くてヘルシーなものを選ぶようになりましたね。

仕事に対する考えは変わりましたか?
男城さん:このスタイルにしてから、改めて「服は、時間を生み出す投資」だと思うようになりました。
着替え時間や余計な荷物を減らすことで、その分をお客様やスタッフと過ごす時間、自分自身の健康づくりに充てられるよう心掛けるようになりました。
仕事も健康もどちらも妥協しないことが私のスタイルです。
私自身、仕事終わりにヨガに行きたくても、「着替えが面倒くさい…」「荷物が多いから今日はいいか…」と言い訳にしていました。
運動をしたい気持ち、やる気はあるのに、ちょっとした手間が積み重なって結局行かない選択をしてしまう。そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。
でも今回、服選びを工夫するだけで、運動のハードルがこんなにも低くなるんだなと実感。
続けやすい仕組みを先につくってしまう。それも運動を続ける方法の一つです。
まずはお気に入りの一着を見つけることから始めてみませんか?
仕事も健康もどちらも妥協しない男城さんのスタイルは、忙しい毎日を送る人たちへのヒントになりそうです。

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