痩せる歩き方のコツは正しい姿勢にあり!3つの“姿勢チャレンジ”、あなたはいくつクリアできる?

あなたのウォーキング、実は損をしているかも?
実は、どんな姿勢で歩くかで、カロリーの消費量や身体の引き締まり方が変わるんです。
痩せるウォーキングは、正しい姿勢から。
「この“姿勢チャレンジ”が出来ない人は、ウォーキングの効率が悪いかもしれません」と語るのは、多くの有名モデルを指導するプロウォーキング講師の今村大祐さん。
プロ直伝の「姿勢チャレンジ」、あなたはいくつクリア出来る?

ミラノコレクションモデルウォーキングディレクター 今村 大祐さん
https://www.instagram.com/daisukeimamura/
日本中から予約殺到の美女が通うウォーキングスタジオ「Best Proportion 天神スタジオ」主宰。 世界的ミスコンをはじめ、多くの有名モデルを輩出している。
目次
痩せる歩き方は正しい姿勢から
今村さん:“痩せるウォーキングは姿勢が重要”と聞くと、「背すじを伸ばしていい姿勢で歩けばいいんでしょ?」と思いませんか?
実は、僕のウォーキングレッスンを受ける方でも、最初から正しい姿勢ができる方はほとんどいないんです。

今村さん:ウォーキングで痩せたい人は、まずはこの“姿勢チャレンジ”にトライしてみてください!
【チャレンジ1】壁に向かってかかと上げ
まずは、前重心になっていないかをチェックします。
1.壁に向かい、足を肩幅に開いて立つ。

2.かかとを浮かせて母指球に体重を掛けながら姿勢をキープ
※母指球を使って身体を真上に引き上げるイメージ。

今村さん:前につんのめってしまって姿勢がキープできない人は、普段の姿勢が前傾姿勢になっている可能性が高いです。

今村さん:重心が前にある人は、ふくらはぎや裏ももを使わずに歩いているということ。
前ももばかりを酷使して歩いていると、身体の後ろ側の筋肉(裏ももやふくらはぎ)を使わなくなるので、太ももばかりが太くなり、お尻も垂れてきてしまいます。
【チャレンジ2】壁に向かってスクワット
かかとに体重が乗せやすい姿勢になっているかをチェックします。
1.壁に向かい、脚を肩幅またはやや広めに開いて立つ。

2.膝が壁にぶつからないように膝を曲げてスクワット。

今村さん:膝を曲げたときに身体が後ろに倒れてしまう人は、足を着地させたときに、かかとにしっかり体重が乗っていない可能性が高いです。

今村さん:かかとでしっかりと着地して蹴り出すのが正しい歩き方。
かかとに体重が乗らないと、チャレンジ1と同様に前重心になりやすいので、太ももが太くなり、お尻が垂れやすくなってしまいます。
【チャレンジ3】姿勢を崩さずに片脚上げ
外側重心になっていないかをチェックします。
1.足を閉じて、壁を背にして真っすぐ立つ。

2.片足を身体の中心へ真っすぐ引き上げる。反対の足も同様にチェック。

今村さん:身体を横に曲げたりお尻を横に突き出さないと足を上げられない人は、歩くときに外側重心になっている可能性が高いです。

今村さん:大転子とは、大腿骨の上外側にある骨の出っ張った部分です。

今村さん:歩くときに足幅が広くなっていたり、内股になっていたりして、外側に体重が乗っていませんか?
その姿勢を続けると、大転子が横に出て外ももが横に張り出しやすくなるので、脂肪を減らしても足が横に太く見えてしまうんです。
足が太くなる歩き方の二大巨頭!“前ハリ”と“外ハリ”
姿勢を見れば、その人が痩せやすいか太りやすいかが一目瞭然。
今村さんによると、3つのチャレンジのうちどれかが出来ない人は、おおよそ以下のタイプに分類されると言います。
踏み出すときに膝が伸び切らない=前ハリタイプ
今村さん:ひとつは、前ももばかりを酷使する“前ハリ”タイプ。
膝が常に曲がっていて、まるでスクワットをしながら歩いているようなもの。これだと脚が前方向だけに太く育ってしまうんです。

“2本線”で歩いてしまう=外ハリタイプ
今村さん:もうひとつは、大転子が外に張り出してしまう“外ハリ”タイプ。
足幅が広かったり、内股で歩いたりして体重を外側に預けながら歩くことで、外側に体重が乗って大転子が張り出し、脚が横に張って太く見えてしまうんです。

今村さん:この2つのパターンは、“痩せない歩き方の大巨頭”。
前重心になると、ふくらはぎや裏もも、お尻といった“痩せ筋”が使えなくなる上に、前ももの筋肉太りを招くことに。
外側重心だと大転子が張り出しやすくなって、ついている脂肪以上に横に太く足が見えてしまうんです。
これが“痩せる歩き方”!下半身からスリムになろう
外ハリさんも前ハリさんも、対処法は“歩くだけ”。
正しい姿勢と痩せる歩き方をマスターして、効率よくダイエットを成功させましょう!
今村さん:まずは基本姿勢から。胸を持ち上げて、肩を後ろに落とします。つま先は外に開きます。

今村さん:踏み出すときは、内ももを締めながらかかとから着地。“前ハリさん”は膝が曲がらないように特に注意です。

今村さん:足運びは1本線で。母指球で地面を蹴り、親指から抜きます。

今村さん:手は後ろに引いて振ります。肩ではなく、肩甲骨を動かすイメージで。

今村さん:正しい歩き方をすると、裏ももやお尻、内ももなどの“痩せ筋”が自然に使われます。
“痩せ筋”を鍛えることで、脂肪燃焼が促進され、身体の引き締め効果も期待できます。
さらに姿勢も整い、代謝も上がる。まさに一石三鳥です。
また、ダイエット効果を高めるために、歩幅は広く、テンポは速く歩くことを意識しましょう。

小一時間レッスンを受けただけなのに、取材体験したスタッフはしっかり筋肉痛になりました。
正しい姿勢補助にバランスコアスニーカーシリーズを
今村さん:歩くことは日常の動作であり、移動手段です。
長年クセづいた歩き方を直すのは至難の業ですし、意識し続けるのも大変ですよね。
そんな方は、正しい姿勢(歩き方)をサポートするダイエットシューズを取り入れるのがおすすめです。

BEAXIS バランスコアスニーカー2.5は、“正しく立って、正しく歩く”を自然にサポートしてくれる設計になっています。

BEAXIS(ビーアクシス)は、今村さん監修のもと誕生したギアブランド。
ファッション × トレーニングをテーマに、世界で活躍するプロのメソッドを日常に取り入れられます。
“3点足法”を自然にサポート
今村さん:この靴はインソールが特殊で、「かかと→小指側(土踏まずを避けたあたり)→親指」へと重心を流す“3点足法”という歩き方を補助する構造になっています。
これにより、つま先や外側に偏りがちな重心を無理なく整えてくれます。

今村さん:普通の靴だと“ベタっと着地+外側荷重”になりがちなんですが、これはそのクセを自然と矯正してくれる。まさに“履くだけで正しい歩き方に導いてくれる靴”ですね。
日常になじむスマートなデザイン
日常生活でも違和感なく取り入れやすいデザインなので、ウォーキング用だけでなく、通勤やお出かけなど、あらゆるシーンで活躍します。

【まとめ】普段の移動がエクササイズに変わる!
痩せる歩き方のポイントは以下の通り。
・痩せ筋(裏もも・内もも・お尻)を使うのを意識
・歩幅を大きく、テンポを速く
間違った歩き方をしていると、ダイエット効率が悪いだけではなく、筋肉太りの原因に。
特に現代人はスマホの使い過ぎやパソコン作業で前傾姿勢になりがち。
無意識に歩いていたクセを見直して、普段の移動をエクササイズに変えましょう!
今村さん、ありがとうございました!
投稿者プロフィール

- 自他ともに認めるせっかちアラサー兼業主婦。食べることを制限するダイエットや心地よくないセルフケアは続かないので、気負わず試せる美容・健康法やライフハックを集めています。