【管理栄養士監修】平日の晩ごはんを20分で!冬の爆速ダイエット献立
更新日:2025/10/28
簡単なのに痩せられる“きちんとごはん”が食べたい!
今回は、寒い季節に食べたい旬の食材やあったかレシピを中心に、平日の晩ごはんの献立を5食分ご紹介します。
忙しい夜でもパッと2~3品作れる、身も心も大満足間違いなしのヘルシー献立です。
5日間分の買い物リスト付き。
目次

たんぱく質:38.4g 脂質:12.3g 炭水化物:74.3g 食塩相当量:2.8g

・鶏むね肉 … 200g
・れんこん … 150g
・ピーマン … 4個
・片栗粉 … 大さじ1
・酒 … 大さじ1
・塩 … ひとつまみ
・こしょう … 少々
・サラダ油 … 小さじ2
・調味料
|醤油 … 小さじ2
|みりん … 小さじ2
|ゆず胡椒 … 小さじ1/2
※材料は2人分です。
1.鶏むね肉をそぎ切りにする。

2.鶏むね肉に酒・塩こしょうを揉み込み、片栗粉をまぶす。

3.れんこんは薄いいちょう切りに、ピーマンは乱切りにする。

4.フライパンに油を熱し、鶏肉を中火で両面焼く。

5.れんこん・ピーマンを加えて炒め合わせる。

6.醤油・みりん・ゆず胡椒を加え、全体に絡める。

れんこんのビタミンCは、でんぷんに守られているため加熱しても壊れにくいので、温かい料理にぴったり。風邪予防・肌荒れ予防・疲労回復にも効果的です。食物繊維も豊富で腸内環境を整えてくれる、内側から整う“やさしい根菜”なんです。
片栗粉をまぶした鶏むね肉がプリプリで全然パサついてない!柚子胡椒がいいアクセントになっていて、塩分を控えていてもしっかり満足感を上げてくれます。

・ほうれん草 … 100g
・醤油 … 小さじ2
※材料は2人分です。
1.ほうれん草を洗い、水がついたままラップで包む。

2.ほうれん草を電子レンジ600Wで2分加熱する。

3.ほうれん草を冷水に取って冷ます。
※やけどに注意

4.ほうれん草の水気をしっかり絞り、4cm幅に切る。器に盛り、醤油をかける。

冬のほうれん草は、寒さに耐えることで甘みがぐっと増します。鉄・葉酸・ビタミンCなどの栄養が豊富で、血流を促して体の巡りを整えるサポートに◎

・大根 … 100g
・長ねぎ … 50g
・乾燥わかめ …2g
・顆粒だし(和風) … 小さじ1/2
・味噌 … 大さじ2/3
・水 … 300ml
※材料は2人分です。
1.大根を薄いいちょう切り、長ねぎを斜め切りにする。

2.鍋に水とだしを入れて火にかけ、大根を加えてやわらかくなるまで煮る。

3.長ねぎ・わかめを加え、1分ほど煮たら火を止めて味噌を溶く。


たんぱく質:40g 脂質:14.9g 炭水化物:61g 食塩相当量:2.7g

・生鱈 … 2切れ(200g)
・白菜 … 200g
・しょうが … 1片
・長ねぎ … 1/2本
・ごま油 … 小さじ1
・あんの調味料
|片栗粉 … 小さじ1(水溶きに)
|醤油 … 小さじ2
|オイスターソース … 小さじ1
|酒 … 大さじ1
|水 … 150ml
※材料は2人分です。
1.白菜はざく切りに、長ねぎは斜めに切り、生姜は千切りにする。

2.耐熱容器に、白菜→ねぎ→鱈→生姜の順に重ね、ラップをして600Wで7〜7分30秒加熱する。

3.小鍋にあんの調味料を入れ加熱し、沸騰したら水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。

4.蒸した鱈と白菜にあんをかけ、仕上げにごま油をひとまわしする。

タラは高たんぱく、低脂質なのでダイエット食材にもってこい。消化もよいので、胃腸が弱りやすい冬にぴったりの食材です。また、ビタミンB群やD、リンなどが含まれており、疲労回復や骨の健康にも◎
調理中から生姜のいい香りが漂ってきて食欲がそそられます。蒸し料理でヘルシーだけど、とろとろのあんとごま油の香りが加わって飽きずに美味しくいただけました。

・きゅうり … 1本
・ハム… 2枚
・白ごま … 小さじ2
・調味料
|醤油 … 小さじ2
|酢 … 小さじ2
|ごま油 … 小さじ1
|砂糖 … 小さじ1/3
※材料は2人分です。
1.きゅうりを千切りにし、ハムは細切りにする。

2.ボウルに1と調味料を入れて全体を和える。

ごまの脂質であるオレイン酸・リノール酸といった不飽和脂肪酸は、コレステロールを下げる作用があるだけでなく、肌や粘膜の潤いを保ち、乾燥しやすい冬の肌トラブルを予防する働きがあります。

・卵 … 1個
・長ねぎ … 30g
・鶏ガラスープの素… 小さじ1
・水 … 300ml
※材料は2人分です。
1.鍋に水・鶏ガラスープの素・斜め切りした長ねぎを入れ、火にかける。

2.沸騰したら 溶き卵を回し入れ、ふんわり固める。


たんぱく質:38.4g 脂質:28.9g 炭水化物:65g 食塩相当量:2.3g

・鶏もも肉 … 200g
・白菜 … 200g
・長ねぎ … 1/2本
・しめじ … 1/2パック(50g)
・生姜(すりおろし) … 小さじ1/2
・調味料
|無調整豆乳 … 200ml
|水 … 200ml
|顆粒和風だし … 小さじ1/2
|味噌 … 大さじ1
|醤油 … 小さじ1
※材料は2人分です。
1.鶏もも肉は一口大に切る。白菜・長ねぎ・しめじを食べやすい大きさに切る(鶏肉は鍋の上で切ると洗い物が少なくなって楽チン)。

2.鍋に水と顆粒だしを入れ中火にかけ、白菜・長ねぎ・しめじ・鶏肉・生姜を加えて蓋をして10分間煮る。

3.鶏肉に火が通ったら、豆乳・味噌・醤油を加え、沸騰させないよう弱火で3分温める。

豆乳に含まれるイソフラボンには女性ホルモンに似た働きがあり、ホルモンバランスを整えるサポートにも◎冷えて乱れがちな体調を内側から整えてくれます。
豆乳と味噌の相性が抜群!白菜のうま味もたっぷり感じられて、この冬に鬼リピ間違いなしの一品です。

・小松菜 … 100g
・にんじん … 30g
・白すりごま … 小さじ2
・調味料
|醤油 … 小さじ1
|砂糖 … 小さじ1/2
※材料は2人分です。
1.小松菜は4cm幅に切り、にんじんは細切りにする。

2.耐熱容器に小松菜とにんじんを入れ、ラップをして電子レンジ600Wで2分30秒加熱する。

3.白すりごま・醤油・砂糖を加えてよく和える。

小松菜に含まれるカリウムは、余分な塩分を排出してむくみ予防をサポートしてくれます。体の水分バランスを整えるので、冷え対策やデトックスにも期待できますよ。

たんぱく質:38.4g 脂質:28.9g 炭水化物:65g 食塩相当量:2.3g

・豚バラ薄切り肉 … 160g
・大根 … 200g
・生姜 … 小さじ1(すりおろし)※チューブでもOK
・青ねぎ … 適量
・ごはん … 茶碗2杯(150g×2)
・調味料
|顆粒和風だし… 小さじ1/2
|水 … 100ml
|醤油 … 大さじ1
|みりん … 大さじ1
|酒 … 大さじ1
|はちみつ … 小さじ1
※材料は2人分です。
1.豚バラ肉は3〜4センチ幅に、大根は薄いいちょう切りにする(豚バラはフライパンの上で切ると洗い物が少なくなって楽チン)。
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2.豚ばら肉を炒め、大根・生姜を加えて炒める。

3.調味料を加えて弱火で5〜7分煮詰める。

4.ごはんに盛り、青ねぎをのせる。

豚肉はビタミンB1の含有量がトップクラス。糖質の代謝を助け、疲労回復やだるさ軽減に効果的です。ごはんと一緒に食べることで、栄養吸収の相乗効果も◎大根にはカリウムが多く、むくみや塩分過多のバランス調整にも役立ちます。
ついおかわりしたくなってしまう、ごはんにばっちり合う味付け!はちみつ入りの照りっとした見た目がさらに食欲をそそります。

・ほうれん草 … 100g
・木綿豆腐 … 100g
・白すりごま … 小さじ2
・醤油 … 小さじ1
※材料は2人分です。
1.豆腐をキッチンペーパーで二重に包み、耐熱容器にのせて電子レンジ600Wで2分加熱する(水切り)。
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2.ほうれん草を洗い、水がついたままラップで包み、電子レンジ600Wで2分加熱する。冷水で締め、4cmほどに切り、水気をよく切る。

3.ボウルに豆腐を入れ、泡立て器等で細かくほぐす。

4.ほうれん草・醤油・白すりごまを加えて全体を和える。

白和えは油を使わず、塩分も控えめ。消化にやさしく、胃腸を休めながら栄養価の高い食材を摂れるのが魅力です。

・乾燥わかめ … 2g
・長ねぎ … 1/2本(50g)
・顆粒和風だし … 小さじ1/2
・味噌 … 大さじ2/3
・水 … 300ml
※材料は2人分です。
1.斜め切りした長ねぎと水とだしを鍋に入れて火にかける。

2.長ねぎがやわらかくなったらわかめを加え、火を止めて味噌を溶く。


たんぱく質:31.8g 脂質:22.5g 炭水化物:82g 食塩相当量:2.4g

・スパゲッティ … 180g
・鶏もも肉 … 150g
・しめじ … 1/2パック(50g)
・エリンギ … 1本(50g)
・玉ねぎ … 1/4個(50g)
・にんにく … 1片
・赤唐辛子 … 1本
・オリーブ油 … 小さじ2
・青ネギ … 適量
・調味料
|醤油 … 大さじ1
|酒 … 小さじ2
|顆粒コンソメ…小さじ1
|水…200m
※材料は2人分です。
1.エリンギ・玉ねぎは薄切りに、しめじはほぐしておく。にんにくはみじん切り、唐辛子は輪切りに。

2.パスタを袋の表記より1分短く茹でておく(塩は入れなくてOK)。
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3.フライパンにオリーブオイル・にんにく・唐辛子を入れ、弱火で香りが立つまで炒める。

4.一口サイズに切った鶏もも肉を加えて中火で表面を焼く。

5.きのこ・玉ねぎを加えて炒める。

6.玉ねぎがしんなりしたら、水・調味料・コンソメをすべて加え、3〜4分煮る。

7.茹でたパスタを加えて軽く煮絡める。

8.器に盛り、仕上げに小ねぎとお好みで黒こしょうをふる。

きのこ類に含まれる食物繊維(特にβ-グルカン)で、腸内環境が整えられ免疫機能の維持に役立ちます。さらに、グルタミン酸やグアニル酸などの旨味成分が豊富なので、塩分を控えながらも満足感を得られやすいですよ。
ダイエット中でも、きのこと和風だし、にんにくのうま味が効いたスープパスタで満足感の高い一品でした◎

・レタス … 3枚(80g)
・トマト … 小1個(100g)
・オリーブ油 … 小さじ1
・塩 … ひとつまみ(0.5g)
・黒こしょう … 少々
※材料は2人分です。
1.レタスを食べやすい大きさにちぎる。トマトはくし切りにする。

2.お皿に盛り、オリーブオイル・塩・黒胡椒をかける

トマトにはリコピンが多く含まれ、抗酸化作用によって血流の改善・肌の健康維持・動脈硬化予防などが期待できます。リコピンは油と一緒に摂取することで吸収率が上がるので、ドレッシングやオリーブオイルを使ったスープパスタとの組み合わせが◎

鶏もも肉 … 350g
鶏むね肉 … 200g
豚バラ薄切り肉 … 160g
鱈(生) … 2切れ(約200g)
ハム… 2枚
卵…1個
白菜 … 1/4個(約400g)
長ねぎ … 2本
玉ねぎ … 1個
しめじ … 1パック(100g)
エリンギ … 1本
ピーマン … 4個
れんこん … 150g
大根 … 約1/2個(300g)
小松菜 … 1束
ほうれん草 … 1束
にんじん … 1本
きゅうり … 1本
トマト(小) … 1個
青ねぎ … 適量
生姜 … 1片
にんにく … 2片
無調整豆乳 … 200ml
木綿豆腐 … 100g
白すりごま
わかめ(乾燥)
パスタ…180g
柚子胡椒…小さじ1/2
※2人分の材料です。
極端なカロリー制限や栄養の偏ったダイエットは、一時的に成果は出ても、リバウンドや健康を損なう可能性が高まります。
6大栄養素と呼ばれる【たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル・食物繊維】をバランスよく摂取しつつ、「痩せるための栄養素」を欠かさないことが大切です。

そもそも、“痩せる”とはどういうことかというと、摂取カロリーを消費カロリーが上回ることを指します。身体がエネルギー不足になり、貯蓄している体脂肪でエネルギーをまかなうことで体脂肪が減り、痩せるんです。
しかし、同時に身体は筋肉も分解してしまいます。
筋肉が減ることで基礎代謝が低下し、さらに飢餓状態が続くことで、脳が危険信号を発して必要以上にエネルギーを消費しないよう指令を出し、身体が省エネモードになります。
つまり、極端に栄養素やカロリーを減らすダイエットは、代謝の落ちた太りやすい身体を作る作業なんです。

そこから通常の食事に戻すと、飢餓状態の身体にエネルギーがなだれ込み、あっという間にリバウンド。
同じ体重に戻ったとしても、ダイエット前よりも筋肉のない、ぶよぶよとした身体になってしまいます。
したがって、自分の必要なカロリーを把握し、しっかり食べて消費することが、リバウンドしないダイエットの基本なのです。

栄養素の中には、糖質や脂質の代謝を助けるビタミンがあります。
同じカロリーを摂取したとしても、どんな栄養素をどのように摂取するかでダイエットの効率が変わってきます。
ダイエットに効果的な栄養素を把握して、痩せやすく太りにくい身体をつくりましょう。
忙しいときには食事をかき込んで10分で済ませてしまう、ということはありませんか?
早食いの方は、食べる量が多くなる傾向にあります。
なぜなら、満腹中枢が食欲を抑える指令を出すのは、食事開始から15~20分後と言われているから。

満腹を感じる前に早食いしてしまうことで、身体が欲する以上のエネルギーを摂取してしまう可能性が高いのです。
また、時間があるときにはマインドフル・イーティングにチャレンジしてみるのもおすすめ。

マインドフル・イーティングとは、食事に意識を集中して、ゆっくりと味わって食べること。
「ながら食べ」をやめて、五感で食事に集中する。
一口ごとにお箸を置いて、口の中の食材の舌触りや歯ごたえを感じて、しっかり味わう。
早食い防止になるだけでなく、食事に対する満足感を得やすくなるので、心も満たされやすくなるのです。
さらに、よく噛んで味わうことで食事誘発性熱産生が高くなります。

食事誘発性熱産生とは、食事後体内に吸収された栄養素が分解されるときに一緒に消費するエネルギーのこと。
よく噛まずに飲み込んだり、ゼリーなどの流動食を摂ると、この食事誘発性熱産生が低くなってしまいます。

血糖値の急上昇はダイエットの大敵。
野菜などの食物繊維を含む食材を先に食べ、炭水化物は食事の最後の方に食べましょう。
今回ご紹介したブロッコリー、モロヘイヤ、ほうれん草、キャベツ、ごぼう、きのこ・海藻類は特におすすめです。
なぜ血糖値が急上昇するのがいけないかというと、食べたもの以上に脂肪を溜め込みやすくなってしまうからです。
空腹の状態で糖質(ごはんや麺類など)をいきなり摂取すると、血糖値が急上昇し、膵臓からインスリンというホルモンが過剰に分泌されます。
インスリンは血中のブドウ糖をグリコーゲンに変換し、各組織(筋肉など)にエネルギーとして分配していくのですが、各組織の貯蔵上限を超えると、余ったグリコーゲンは体脂肪として蓄積されてしまうのです。

参考)
厚生労働省e-ヘルスネット『食事バランスガイド』
厚生労働省e-ヘルスネット『三大(五大・六大)栄養素』
日本ダイエット健康協会『ダイエット検定』

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