ちょっとクサくなりますが
「愛」です。
プロゴルファー松山英樹の
コーチ黒宮幹仁も愛用。
選手にも推奨したい体幹ギア。
ゴルフコーチ黒宮 幹仁



パリオリンピックで銅メダルを獲得した松山英樹選手をはじめ、
稲見萌寧選手、畑岡奈紗選手など
多数のコーチ経験を持つ黒宮幹仁。
9歳でゴルフをはじめ、23歳でコーチへ転身してから、
選手の成長と真摯に向き合う彼が、バランスコアシリーズを
履き続ける理由を探る。



プレーでも日常でも、
バランスコアに魅了されて。
ジュニア時代からゴルフプレイヤーとして活躍してきた黒宮さん。現在はコーチとして松山英樹選手の指導を担当されていますが、そのきっかけは?
松山選手から電話がきて直接「コーチをして欲しい」と依頼されたんです。彼はジュニア時代から共に戦ってきた選手の一人。学年も同じで、現役時代は同じ大会に出場する機会も多々ありました。コーチと選手としての関係はまだ3年ほどですが、付き合い自体は結構長いです。
意外と歴史のある関係なんですね!黒宮さんはBEAXISバランスコアスニーカーの愛用者で、発売したばかりのゴルフシューズ「バランスコアターフ」も早速試していただいているとのことで、ぜひ感想を聞かせてください。
どちらのシューズも、シンプルでスタイリッシュなデザインが気に入っています。アウトソールに厚みがあるせいか、脚のシルエットが締まりますよね。ちょっと背も高く詐欺できるというか(笑)。


「体幹の強化」がバランスコアシリーズの特徴ですが、機能面はいかがですか?
バランスコアスニーカーは日常のシューズとして選ぶことが多いです。20分程度歩いただけで下半身の温度が上がった感覚があり、一般的なスニーカーを履いたときよりも心地いい疲労感を覚えます。見た目は普通のスニーカーだけど「専門的に開発されたトレーニング用シューズ」という印象です。僕は毎朝40分程度ウォーキング・ランニング・ヒートを行いますが、そこでもバランスコアスニーカーを愛用していますよ。
バランスコアターフもいいですね。通常、練習時とコース上でのスイングには多少差が生じるものですが、これを履いてプレーするとその差が縮まるように感じます。バランスコアシリーズは履くだけで「重心のコントロール」や「地面反力」が身につくよう設計されているので、自然とどんなシーンでもベストなパフォーマンスが出せるのかもしれないですね。
日常ではバランスコアスニーカー、プレー時はバランスコアターフ……とシーンに合わせてバランスコアシリーズを選んでくださっているんですね。
あと、BEAXISの中でバランスコアサンダルも気になっています。1日中シューズを履いていると「何もしていない時間は裸足で過ごしたい!」となりがちなので、次に狙うならアレだなと。




体幹の強化は、
あらゆる技術向上につながる。
黒宮さんは70〜80名のコーチ経験があるということですが、選手を指導する上で大事にされているポイントはありますか?
僕がスイング指導をする際に大切にしているポイントは4つ。「怪我をしない」「最大ヘッドスピード」「ローポイントのコントロール」「ミート率の強化」ですね。この4つすべてにつながってくるのが「体幹の強さ」なんです。
体幹はすべてにつながると。
体幹が弱いとプレー時の衝撃が腰や背中に伝わってしまい、怪我の要因にもなります。特にまだ身体ができあがっていないジュニア世代は、重篤な怪我につながりかねない。僕も大学時代に大きな怪我をしていて、思うように練習ができない、いつものようなパフォーマンスが出せない時期はとても辛かった。だからこそ怪我をしない体づくりを大切にしてほしいんです。BEAXISバランスコアシリーズのようなアイテムを使って、日常的に足元へ刺激を入れるのもいいと思います。
実際に体幹を鍛えるとき、体のどの部分を意識するのがいいでしょうか?
脊髄の中でも、腰椎は屈曲や伸展といった動きに弱い部分。そこを守るためにもお腹周りの体幹をしっかり鍛えるのがいいです。また、胸郭の伸展を鍛えると、飛距離アップにも大きな効果をもたらします。
それに、体幹を鍛えると思考や精神面の安定にもつながってくるんですよ。お腹が締まっていない状態だと呼吸は浅くなりがち。すると交感神経が優位になり、自律神経が乱れ、パフォーマンスにも悪影響が出てきます。でも日常的に体幹を鍛えていれば、プレー中の呼吸が安定し、思考面もクリアになる。パフォーマンスの向上にもつながると思います。
体幹が呼吸や思考にも影響を与えるとは驚きですね。普段、選手のみなさんはどんな体幹トレーニングをされているんですか?
意外とシンプルなものが多いです。松山選手はバランスボールの上に立って体幹を鍛えたり、棒状のバランスポールに乗ってミニクラブを持って思いっきりスイングをしたり。目を瞑った状態でバランスボールに乗っていることもありますね。その方が自分の体の動きに集中できるんですよ。どこが可動して、どこが安定して……というのをより深く理解できるので。
ちょっと待ってください。バランスボールの上に……立つ!?
そうです。一般の方が見たらサーカスのように感じるかもしれませんね(笑)。初心者の方なら「バランスボールにお尻を乗せて足を浮かせてみる」とかでも、いい体幹トレーニングになると思います。



長い時間を共にするからこそ、
コーチに必要なのは
「愛」だと思う。
先ほど、松山選手とは選手時代から面識があったと話していましたが、印象に残っている当時のエピソードがあれば教えてください。
21歳のとき、大学生日本一を決める大会で松山英樹選手と対戦しました。僕は3位と5打差をつけて2位、彼はそこからさらに6打差で1位に。そのとき「この人にはこの先100%勝てない」という確信に近い感覚を覚えたんです。どんなに強い選手と対峙しても勝とうと熱意を持っていたのに、彼にはそう思わざるを得なかった。そのエピソードがコーチ業へ転身したきっかけにもつながっています。僕は自分のためよりも人のために頑張る方が向いていたみたいで、今のポジションは天職だと感じていますけどね。当時はいろいろ考えさせられました。
天職と言える活躍ができているのは素晴らしいですね。ご自身がコーチを続ける上で、コアにしているマインドなどはありますか?
ちょっとクサくなりますが「愛」です。シーズン中は長い期間を共に過ごしますし、ときには精神面のケアなども重要になってきます。自分のプライベートを削って、選手のために多くの時間を費やす……それって愛がなくちゃできないですよ。指導者として技術的な指導や知識を向上し続けるのはもちろんですが、結局いちばんはそれかなと思います。
黒宮さんと松山選手も、きっと深い絆で結ばれているんでしょうね。最後におふたりの今後の目標を教えてください。
目下の目標は1年で4勝すること!そして2027年までにマスターズで再び優勝を果たしたいです。また、2028年のロサンゼルスオリンピックでは金メダル獲得を目指しています。ぜひ、今後も松山英樹選手の活躍を応援してください。
ありがとうございます。これからもお二人の活動を全力で応援させてください!
※BEAXISスニーカーを履いたことによる個人の感想です。



